ついこの前に年が明けたと思ったら、気が付けばもう3月になっている。
一月は去る、二月は逃げる、3月は去るとはよく言ったものだ。
それにしても人間の感覚は曖昧である。
年を重ねると感覚は更に曖昧になり時間が早く過ぎていく。
しかし自然界はとても正直である。
特に植物をみると良くわかる。些細な温度、風や湿度の変化を感じ取り、その時々に応じて見事な花を咲かせる。1月は梅、2月は水仙、3月は桃の花が象徴的である。さて、そろそろ桜の季節になろうとしている。
3月〜4月にかけては変化が多い。
別れや出会い、哀しみや喜び、感情が大きく揺れ動く季節である。
毎年この季節になると学生の頃の思い出が蘇る。
今となっては新鮮だ。
あの頃のような煌めく感覚はもう無くなったのが少し寂しく思う。
煌めく感覚を持てるのは若さの特権だろう。
齢を重ねてきたからにはせめて一月毎に風情を感じながら感謝して過ごしていきたい。
いつになっても心の潤いだけは保っていたいと思う。
毎日の平和に感謝する。
訪問看護ステーション アトラス福岡
管理者 池田耕治