早いもので今日から9月の始まりである。
年々時が過ぎるのを早く感じるようになった。子どもの頃は大人が年を取るのが早いと言っていたことに対する意味がよく分からなかったが、今になって漸く分かってきた。
老化といった表現は好きになれない。化学的には劣化である。細胞の劣化が時間を早く感じるようにさせているのだろうと思いつつ起床して出勤の準備をする。
外に出ると朝と言うのになんという暑さだろうか。
エアコンの効いた室内から外に出ると灼熱の暑さといった現実に直面する。クラクラする程の暑さだが、仕事を休む訳にはいかない。自分を奮い立たせトボトボと車に向かう。
ほんの数分だが、駐車場に着く頃にはじっとり汗をかいているのが分かる。余り心地の良い汗ではない。いざ乗車するとモァとした車内の空気、先ずここで本日の洗礼を浴びる。早速エアコンをつけるが余り効果なし。走行しないとエアコンの効きが悪いのが軽自動車の欠点である。テンションが下がったまま走行していると屋外で作業している方々を見かける。暑さに負けずに機敏に動かれている。暫し自分の甘さを恥じてしまう。
それにしても今年の暑さは別格である。暑さのピークは超えたといえ外気温35°C超えは当たり前となっている。訪問業務の環境はシビアである。
道中利用者さんやスタッフの皆さんは大丈夫だろうかと思いながら目的地に到着、臨床業務をスタートする。
人間は個体差が大きい、余り無理をしないようにと願う。
不思議なもので臨床をしていると徐々に気分が上がってくる。先程までのネガティブな気分が嘘のようである。たいへんな事も多くある仕事だが、つくづく利用者さんに救われていると感じてしまう。感謝である。
夕方仕事が終わりを迎える頃になると疲れからか、再び気分が下がり始める。自然界は弱肉強食の世界である。弱っているのが分かると捕食者の餌食、自然淘汰されてしまう。厳しい世界だ!人間界は恵まれている。では弱った動物達は何をするかというと、弱っていないふりをして対処しているらしい。これが生命保持の原理原則だろう。人間も同じではなかろうか?
自然界に生息する動物達の逞しさを真似すれば元気になるはずと思い、元気を演じていると本当に元気になる。原理原則、時にやせ我慢をしてやり過ごすのも一つの対処であるとつくづく実感する。
では他の対処はないかと幾つか探ってみる。
一旦現実世界から目を逸らし、過去の偉人達に身を向けてみると生き様がぶっ飛んでおり、面白く驚愕してしまう。すると小さな自分に笑ってしまい何故か元気になる。
やはりスケールの大きなものはメンタルに良い。
積極的に触れていこうと思う。
我ながらなかなか良い対処である。
そこで次回は吉田松陰の生き様を考察してみたので偉人シリーズとしてご紹介したい。
きっと元気になれるはずである。
(一社)メンタルヘルスサポート九州
代表理事
訪問看護ステーション アトラス福岡
管理者 池田耕治